顎関節症の核心


所謂、顎関節症とは、何らかの体調の関係で顎関節付近に異常症状が現れたものの病名です。
痛みや音、口が開きにい とは症状です。

関節部の骨や軟骨の異常は組織の症状であり、決して原因ではありません。痛みは感覚の症状です。
よくある例としては、膝が痛むときの変形等を原因と言うのは論理的に全くの誤りです。

 

治療には、顎関節症を引き起こす体調を改善する必要があります。骨や位置ではありません。

当院では主に東洋医学的手法を用い、その関係性をお見せしながら治療を行います。

 

 

一般に何々症と云う病名は何々の症状になっているという意味ですが(高血圧症→血圧が高い状態) 顎関節症では??ですね。

原因が噛み合わせとか称する事がありますが、誤りです。
噛み合わせの意味が微妙ですが、歯同士の関係性は日々変わりますので、

今日噛み合わせ感を良くしても明日は駄目などと云う事が生じます。

但し歯や顎の位置や上下関係は確かに重要な問題となります。