1、問診、レントゲン撮影、顎態模型(型をとる)など
症状等と、骨格、顎の関節部などの状態をみます
2、異常があるところの診察、全身症状の診察
顎関節症は100%、局所の問題ではありませんので、状態と関係性を診ます。
東洋医学診断を使いませんと不可能です。
3、発症の理由を探る。
生活上の問題や歯そのものの状態は問診や視診でわかりますが、それらは主な理由にはなりません。(但し、体に悪い事が減れば改善する可能性はあります)
4、ご来院当日は簡単に出来る体操や生活上の注意で診療は終わりになると思います。
通常、診療五回以内では顎の緊張・無理を減少させる治療(治療スティック等による矯正、歯にはめる装置、悪い歯の治療、簡単な東洋医学)を原則健康保険で行います。
それでも改善しない場合には基本的な治療に入ります。もしくはご希望で一月程度様子をみていただきます。(局所症状はそれで改善する可能性はあります)
再度繰り返しますが、いわゆる顎関節症は肩こり程度であれ必ず全身症状を伴います。顎関節症が発症する理由が体の方に必ずあります。
どこがどうなっているか、全身的な連動性は東洋医学診断を用いませんと一部しか解りませんし、想像するしかありません。(例えばきちんと押したりしなくても足腰の痛む場所を正確に示すことができます)
基本的な治療は健康保険で行いますが、それで可能な範囲での治療に反応が悪い場合には自費となります。身体他部との関連に関係した治療自体が健康保険にありませんし、出来るだけ早く治したい場合や初めから全身症状の改善希望の場合は自費になります。1時間8400円(税込み)となります。これも5回以内の治療での改善を目指しますが、それでも反応が悪い場合にはその理由、状況を分かりやすくご説明致します。
★悪いところを見つけて直せば良くなる は、基本的に通用しません。レントゲン等で、ズレているからとか関節円盤が云々とか噛みしめとかかみ合わせとか言うのはとっても分かり易いですが決して原因ではありません。結果か同時症状か悪化要素です。
★顎関節症が多因子 により生じるというのは本当です。というより怪我ではない異常はそのようにして起こります。
カラダの治るチカラが悪い事総量に勝れば治ります。
そうなれないのには理由がありそれが本来の原因です。単なる歳のせいなどではありません。 そうなれないのには理由がありそれが本来の原因です。単なる歳のせいなどではありません。